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quinta-feira, 08 de maio de 2008
6)ルイザ・マイン

 息子が偉くなった話をもうひとつ。ルイス・ガマという著名な詩人がいます。大向こうを唸らせるような名演説をする弁護士で、有名なドレイ解放運動の闘士ですが、この人はルイザ・マインというドレイの息子なのです。ルイザ・マインはジェジェ...
quarta-feira, 02 de abril de 2008
5)マンエ・ベンタ

 お菓子屋の元祖といえばいいのでしょうか。料理が好きで、それで息子を養っていました。鶏卵と砂糖でみんなを喜ばせるものができないかと考案されたのが、「ボリニョ・デ・シューバ」。日本では「揚げドーナツ」などと呼ばれているようですが...
quarta-feira, 20 de fevereiro de 2008
3)エバ・マリア・ド・ボンスセッソ

 裁判所の記録から掘り起こされたエピソード。エバは八百屋でした。というより、街角で戸板にバナナと葉野菜のケールをならべて売っていたのです。いずれも、ブラジルでは放っても育つ半野性的な作物。ところがドレイがつれて...
quarta-feira, 06 de fevereiro de 2008
3)ベラルダ・イセリンガ・ペレイラ

 サンパウロ周辺に住んで行商していたといいますから、時代はかなり後になります。15 頭のロバに種々雑多な商品を積み込んで奥地を売り歩いていた模様。今でいう車両通行料金を払わなければいけなかったために、通行税台帳に名...
quarta-feira, 30 de janeiro de 2008
2)アナ・ロッペス

 こちらは干し肉を行商していました。干し肉などを扱うのも男の仕事です。1795年、納税台帳が発見されて、「ア、税金を払った女もいたのだ」ということになったのですが、男の中に女ひとり混じって働くわけですから、納税することが一つの矜持だ...
quinta-feira, 17 de janeiro de 2008
 今から二百年前の貧弱なミナス地方に金鉱が発見されて、ブラジル全国の五分の一の人間が殺到し、金を掘ることに血眼になりました。前項の「シッカ」などもそういう背景があって出現してきたわけです。野菜を栽培したり食べ物を作ったりなどと考えもしませんでしたから、壊血病になる人...
quinta-feira, 17 de janeiro de 2008
 黒人ドレイの子でありながら、ハイソサイティーに駆け上がり、女王のような生活を送った女性の話しをしましょう。

1)シッカ・ダ・シルバ

 映画『Xica da Silva』(1976年・主演ゼゼ・ダ・モッタ)やテレビドラマ『Chica da Silva』(97年・主演タイスア・ラウジョ)にも...
segunda-feira, 14 de janeiro de 2008
はじめに

 「女は産む機械である」との発言が、巷をにぎわしている日本。進退問題に波及させ、国会をボイコットする野党。経済は一流、政治は三流といわれる日本の、特に野党のお粗末さ、大人気がなさすぎてあほらしい。いくらなんでも、こんな政党に政治は任...
segunda-feira, 14 de janeiro de 2008
(2)エスペランサ・ガルシア

 イエズス会を追放したあとの王室の農場に所属していたドレイで、結婚し、ピアウイに住んでいました。先住民の教化にずいぶん精力的だったイエズス会ですが、インジオをドレイとして使うセニョール側とは相容れず、いろいろな経緯を辿...
segunda-feira, 14 de janeiro de 2008
 サルバドールにはカピトン・ド・マットとよばれる逃亡ドレイを捕獲して、賞金を稼ぐ男たちもいました。マッシャード・デ・アシスは「父親X 母親(Pai contra Mae)」という短編の中で、逃亡ドレイと賞金稼ぎの男を描いています。マッシャード・デ・アシス自身も父親が黒人で、しかもどもりで...
segunda-feira, 14 de janeiro de 2008
チア・アナ

 セアラーの奥地で起きた暴動です。その暴動を主導したのがアナでした。戸外のドレイを全員逃亡させたのですが、そのために見せしめとしてセニョールは、家内のドレイを全員殺してしまいました。暴力的で高圧的なセニョールが多い地方で、判事に土地...
segunda-feira, 14 de janeiro de 2008
マリアナ・クリオラ
 時代はずっと下って、もう19世紀に入ってからです。マリアナはリオ・デ・ジャネイロのヴァソーラという町に住んでいたフランシスカという裁縫師のムカマ(小間使い)でした。ジョゼという黒人の農民と結婚していたのですが、「カーザ・グラ...
segunda-feira, 14 de janeiro de 2008
アクアルツネ
 元はコンゴの王様の娘で、父親は一万の兵卒を率いる軍団長。部族間の戦争で捕虜となり、レシーフェに連れてこられ、子どもを産む機械として買われました。家畜には「種付け用」というのがあるのですが、ドレイにもそんな役目を負った人たちがいまし...
segunda-feira, 14 de janeiro de 2008
アナスタシア
 1740 年、ドレイ船がリオに到着したとき、船中にはコンゴからのドレイ112名、そのなかに王様の家族がいました。王様の妹の娘がアナスタシアの母親デルミンダで、妊娠中でした。買い手はアントニオ・ロドリゲス。そう、有名なバンデイランテです。アント...
segunda-feira, 14 de janeiro de 2008
 小学生の私は胸をどきどきさせながらストウ夫人の『アンクル・トムの小屋』を読み、トムがムチで叩かれる場面など、まるで、自分の背中が痛むように感じたものです。しかし、しょせん遠い国のお話でした。

 原住民がドレイとして売買されたり、また、アフリカ大陸から黒人がドレイと...