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謹啓
会員の皆様、ご友人の皆様
皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。 このたび、当研究所の年次通常総会において選出されたサンパウロ人文科学研究所(CENB)の新理事会を代表し、皆様に心よりご挨拶と感謝を申し上げます。
本状をもちまして、これまでの活動成果のご報告と、今後の計画についてご案内させていただきます。
今期、理事会の構成を刷新いたしました。 過去3年間にわたり当研究所の運営に多大なご貢献をいただいた前役員の方々は、新体制では役職を離れられますが、今後もボランティアとしてその豊富な経験と知見を共有し、当研究所の歴史と役割を維持するために引き続きご協力くださることとなっております。 また、新たに加わるメンバーは、次世代への継承を象徴する顔ぶれです。 運営の近代化を推し進め、私たちの使命とその達成に向けた新たな視点をもたらしてくれるものと確信しております。 新理事会が一丸となり、課せられた使命を果たせるよう邁進してまいる所存です。
前期におきましては、若手研究者の育成や日本語原典資料のポルトガル語出版など、計画の一部に課題を残す結果となりました。 しかしながら、限られた資源の中でも講演会や展示会の開催を継続してまいりました。 特に、研究者・前山隆氏の追悼式では、在サンパウロ日本国総領事館より小室千帆次席総領事のご臨席を賜りました。 また、当研究所の歴史上初めて清水徹総領事のご訪問を仰ぐなど、ささやかながらも意義深い活動を展開することができました。
西暦2026年の主な活動計画につきまして、以下の通り進めてまいります。 まず月例講演会につきましては、現在サンパウロ大学大学院との共催によるコロキウム「日伯研究―多様な側面と多文化的次元」の一環として、鋭意進行しております。 また、日本語による貴重な資料をより多くの方に届けるためのポルトガル語翻訳プロジェクトや、当研究所が所蔵する移民関係資料の適切な管理・保存、およびアーカイブ化を行う史料保存プロジェクトを推進いたします。 さらに、研究者や一般読者の皆様に有益な寄贈書籍を紹介するブックフェアを開催するほか、現在は資金協賛を募っておりますが、ブラジル日本移民史料館との連携によるオーラルヒストリープロジェクトの実施も予定しております。 出版分野におきましては、料理研究家のテルマ・清水氏、および日伯問題研究者であるジョー・タカシ氏による、日伯料理に関する書籍の出版支援に協力してまいる所存です。
今後とも、当研究所の活動への変わらぬご支援を賜りますよう、また、活動へのご提案や新規会員のご紹介など、皆様の力強いご協力を心よりお願い申し上げます。
謹白
2026年4月1日 サンパウロ
サンパウロ人文科学研究所(CENB)
理事長 保久原 淳次 ジョルジ (任期:2026年~2028年)