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Sobre as Biografias de Pioneiros Falecidos: Por que os Falecidos, Agora?

人文研監事 森田左京  いまから12年まえ、1996年の初めに、「ポ和辞典データベース」を作ろうという提言を、亡くなった中隅哲郎、リオ在住の山下晃明両氏と私の3名で、パウリスタ新聞に発表した。趣旨に賛同してくれた田中光義編集顧問(元編集長)が、1ページ全面の貴重な紙面を確保してくれたものである。  結論からいうと、この提案はいささか時期尚早であったかも知れない。構想については、今でも諦めてはいない…

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人文研と私

中牧弘允(国立民族博物館 総合研究大学大学院教授)  わたしはサロン風の語らいが好きだ。サロンにはくつろいだ雰囲気がもとめられる。そこでは甲論乙駁ではなく、談論風発がふさわしい。しかも品があって知的な味付けがあるともっといい。さらに酒精がくわわると、言うことなしだ。その意味で、サンパウロ人文科学研究所(以下、人文研)は理想的な知的サロンの場を提供している。 1983年から1985年までの2年間、わ…

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人文研に入って

古杉征己(サンパウロ人文科学研究所) 情けなくて、歯軋りする瞬間がある。日系コロニアに関する、外部からの問い合わせに対し、当研究所が満足に回答できないときだ。  殊に、現在の日系人口についてはお手上げ。「データがありません」といって、引き揚げてもらうしかない。「推定で、全国に140万人」というのが精一杯のところだ。実は、この質問がもっとも多い。  人文研は創立約40年(前々身の「土曜会」から数える…

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研究者の足跡:初代研究員アンドウ・ゼンパチ

古杉征己(サンパウロ人文科学研究所)  南北アメリカを旅して歩いた、評論家大宅壮一(1900─1970)は帰国後、見聞を著書『世界の裏街道を行く』(1956年、文芸春秋)にまとめた。ブラジルに関する限り、移民を揶揄した記述が散見され、刊行当時、不愉快な思いをした読者もいるはずだ。 『ブラジル広島県人発展史並びに県人会名簿』(1967年)  文中、「(30年前に移住して以来)文筆を職業として生きてき…

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所内整理(下)

古杉征己(サンパウロ人文科学研究所)  人文研は現在、男所帯。女性の出入りもあまりない。だから外見はあまり気にかけていない。むさくるしい空間だ。シロアリやシミに侵されてもおかしくない状態だった。 目についていたのは、ソファーとカーテン。長年使い古されて、かなりほころんでいた。「あまり汚いので、ソファーに座りたくない」という人も。 研究団体として資料・文献を活用してもらうのだから、来訪者がちょくちょ…

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所内整理(上)

古杉征己(サンパウロ人文科学研究所) 人文研の奥にある書棚の扉を開けた直後、害虫駆除専門会社の社長、青木明善さん(74、2世)の表情が険しくなった。シロアリの被害が、確認されたからだ。「これはまずいですよ」。シロアリやシミに食い荒らされた棚が、無残な姿をさらしていた。 サンパウロでは近年、シロアリ被害が拡大との報道もあり、約3千冊の蔵書をもつ人文研としても、放っておけない問題だ。  昨年の暮れのこ…

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移動の時代における善き生き方

「人類は地上に出現した直後から「移動」と「定住」をくり返つつ、現在までに至ってきているーー。」  これは、文協ビル三階、サンパウロ人文研の薄暗い書庫で初めて手にした『ブラジル日本移民八十年史』の最初の一行である。 世界最大の日系社会が人類史の巨大な流れの中に自らを位置づけて、今や100年に至らんとする自身の歴史を語っていることに、大きな感銘を覚えた。  同時に、国境を越える「移動」が、ますます人間…

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師父・河合さん

小笠原公衛(JICA シニアボランティア)  「戻らなかったら戻らなかったで、しょうないじゃないか」 河合さんのこの一言で、私の日本への帰国が決まった。 ことの背景はこうである。  1979年、人文研が研究生を募集していた。私は旅行者の身で応募した。滞伯が、ビザ延長や出入国で1年に及んでいたが、そんな不安定な身分を承知で、人文研は「入門」を許可してくれた。それからさらに再出入国し、いよいよ滞在延長…

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新刊予告『鈴木悌一 -ブラジル日系社会に生きた鬼才の生涯-』 人文研研究叢書第6号

田中慎二(サンパウロ人文科学研究所) 本書は当研究叢書はじめての書き下ろし作品である。  当研究所の鈴木正威理事が執筆、6年にわたって丹念に関係者から取材を重ね、資料を詳細に調査、ブラジル日本移民史上数々の業績を遺した鈴木悌一の姿を浮き彫りにした労作で、近くブラジル日本移民100周年記念『人文研研究叢書』第6号として刊行される。 著者:鈴木 正威出版:サンパウロ人文科学研究所           …

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大武和三郎コーナー

 現在、ブラジル日本移民史料館では、小笠原公衛JICAシニアボランティアを中心とした特別企画展「“笠戸丸以前の渡伯者たち”-大武和三郎、藤崎商会、隈部三郎を中心として-」が開催されているが、当研究所ではその中、大武和三郎コーナーの設置実現のため、脇坂勝則顧問、田中慎二理事、森田左京監査役の3名が積極的に協力した。以下、関連記事を紹介する。 「移民と歩んだポルトガル語辞書」朝日新聞(2007年6月1…

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高野泰久第2財務理事が死去

 当研究所第2財務理事の高野泰久氏が21日、サンパウロ市内の病院で死去しました。享年66歳。葬儀は翌22日午後、コンゴニャス墓地で営まれ、脇坂勝則顧問、宮尾進顧問、鈴木正威財務理事などが参列し、同氏の冥福を祈りました。 写真:22日午後葬儀会場で。小笠原公衛JICAシニアボランティア・ブラジル日本移民史料館学芸員撮影  高野第2財務理事は昨年6月、胆嚢結石の手術を受けました。その検査・治療の中で、…

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コロニア文学への貢献−尾関興之助−

田中慎二 ブラジル日本移民史料館の第3代館長・尾関興之助(1912─1994)が、コロニア文学振興に果した功績は大きく、人文研との関わりも人文研の前身である土曜会時代からのメンバーで活発な文筆活動を行っている。1950年代に土曜会で刊行していた同人雑誌『時代』を見ると、執筆者には錚々たる顔ぶれが揃っており、内容の充実さはさすがである。参考までに1953年11月に刊行された『時代』15号の目次を紹介…

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