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本年度第二回『今昔物語』の開催をご案内します。 ボサノバは今や発祥であるブラジルよりも日本のほうが盛んに奏でられています。50年前にその火付け役をしたのが坂尾さんです。ショーロやサンバ、ボサノバなど、その成り立ちや文化背景をさぐりながら、時のミュージシャンと親交をもったブラジル音楽の第一線とともにあったいわば生き証人。今回は意外なところでブラジル音楽にかかわってきた日本人の知られざる活躍もお話いた…
日系ブラジル移民は1908年の笠戸丸以来、膨大な文学制作にかかわってきました。プロになった者はごく限られますが、愛好家のサークルが戦前からほぼ途切れることなく活動し、新聞雑誌や同人誌に投稿が続けられています。発表者である細川教授は最近、その歴史を『日系ブラジル移民文学』(みすず書房)にまとめました。この発表ではその内容を要約し、かつ当事者からの意見や体験談の披露も期待されます。 研究例会「ブラジル…
久々となります「今昔物語」開催のお知らせです。 戦前・戦後を通じて多くの日本人移民たちが移民船での長旅を経て、ブラジルへ送り出されてきました。時には2ヶ月を越える船上生活では、赤道祭や運動会などさまざまな娯楽やサービスが提供され、葡語教室や船内小学校などの教育・文化活動も重要な要素としてありました。ブラジル到着後も、同じ船で航海した移民船客達が「同船者」として親戚同様のつきあいをするなど、新たなネ…

去る11月13日、本年度2回目の研究例会が開催されました。講演者は、立教大学文学部丸山浩明教授。丸山教授はすでに30年近くブラジル研究を続けてこられ、2008年にも当研究所の研究例会にてパンタナールについての講演をしてくださっており、今回が2回目の講演でした。今回のテーマは「アマゾン奥地の日系人-おもにマウエスの事例-」で、アマゾン地方に入った日本人移民とその子孫たちを扱ったものでした。 戦前から…
アマゾンの日本移民について語る場合、概してトメ・アスー移住地などで日系人が集住して活躍している姿が取り上げられがちです。しかし、実際にはアマゾン移民の多くは離散して、現地に残ったその子孫たちもブラジル社会に同化して生活しています。今回はアマゾンでも最も早期に日本人が入植したアマゾナス州のマウエスをおもな事例に、「日系」という概念がどれほど彼らに有効なのか、具体的な日系人のライフヒストリーや生活ぶり…

8月27日、文協ビル1階小会議室において、本年度第一回目の研究例会が開催されました。お話ししてくださったのは、小嶋茂氏(JICA横浜)でした。テーマは「日系人定義の変容とnikkeiアイデンティティ」というもので、「移民」「日系人」「nikkei」など非常によく用いられている表現の意味合いが時代と共にどのように変わってきたかを説明して下さいました。 事の発端は江戸時代まで遡り、ペリーの日本来航によ…
時代とともに「日系人」の定義は変化して来ました。外務省の認識も移民当初から大きく変化しています。もはや血筋や戸籍などでは定義しきれなくなった現在、日系人をどうくくるべきか、日本やブラジルよりもアメリカで議論の対象になっているこのテーマ、「文化・価値を共有する人たち」という傾向で語られつつある日系の現在の姿を、日系移民研究の先端から語っていただきます。 研究例会「日系人定義の変容とnikkeiアイデ…

8月18日、文協ビル1階小会議室において、第一回「人文研を考える」シンポジウムが開催されました。このシンポジウムは、当研究所本山理事長の提唱により企画されたもので、今岐路に立つ人文研の将来を考えるにあたり、外部から知識者をお招きし意見を拝聴することを目的としています。 初回である今回は日本語話者よりパネリストを3名お招きいたしました。ブラジル日本都道府県人会連合会(県連)会長園田昭憲氏、通訳・翻訳…
当研究所の将来のあり方について、外部識者の意見を伺う趣旨で企画されました本シンポジウムは、その第1回日本語の部をすでに実施いたし、今回はポルトガル語の部を下記の要領にて開催いたすことになりました。是非ご来聴くださるようご案内申し上げます。(日本語の通訳がつきます。) 第二回「人文研を考える」シンポジウム 日時 2011年10月27日(木)18時30分 場所 文協ビル 1階 13号室 挨拶 本山理事…
長谷川 伸(関西大学商学部准教授) (1)はじめに 私はここ10年ほど,日本とブラジルの合弁企業として1958年に設立されたウジミナスを主たる研究対象としている。ミナスジェライス州のベロ・オリゾンテ市に本社を,イパチンガ市に製鉄所を持つウジミナスは,ブラジルで最も国際競争力のある鉄鋼メーカーであり,その国際競争力の有力な源泉の一つが日本からの技術移転であった。一方で,ウジミナスは戦後日本における…

9月3日、文協ビル1階大会議室にて当研究所の第10回研究例会が開催されました。今回は、日本より調査のために訪伯されている三田千代子女史にお話しいただきました。「変容する日系社会」―ブラジルを見つめて40年―と題し、三田氏が初めてブラジルを訪れてから今まで、ブラジルを日本から見てこられたその観察を語られました。 三田氏は1964年、上智大学に出来たばかりのポルトガル語科へ入学。日本が高度成長を始め、…

去る8月12日、文協ビル1階大会議室において「コロニア今昔物語」第五回が開催されました。今回は、雑誌「のうそん」の主宰者であり、日本力行会第二代会長永田稠(しげし)氏のご子息、永田久氏をお招きし、「力行会の播いた種」というテーマでお話いただきました。 力行会は、キリスト教精神に基づいた独自の思想により、多くの若者を海外へ移民として送り出したことで知られ、ブラジルでは、アリアンサ移住地の建設が特に有…

先月29日、文協1階会議室において、ブラジル日本移民史料館運営委員長、栗原猛氏による「移民史料館の現状とその将来」というテーマのもと、第9回研究例会が開催されました。 お話の初めに栗原氏は、これから話すことが運営委員会全体の意見ではなく、あくまでも個人的なものであると前置きした上で、史料館の現状を話し始められました。 移民史料館には約9万7千点の所蔵品があり、現在、そのデジタルアーカイブの構築作業…
「移民史料館の現状とその将来」 栗原 猛氏 移民史料館は文化協会の表看板として内外の視察者が真っ先に見学するところとなっています。ところが、関係者一同が日夜史料の収集を初め、その保存や公開の外、展示会の開催などに努力しているにも関わらず、その地道な業績や活動があまり世に知られていないのが実情です。 こうした状況に鑑み、当所では一般にもっと史料館の現状やその課題などを知っていただくために、今般下…
去る5月13日、大浦文雄氏をお招きし、第八回研究例会「福博村75年の歩み-DVDの周辺-」が文協小会議室にて開催されました。 お話に先立ち、ごく最近制作が完了したDVD「スザノ福博村 75年のあゆみ 1931~2006(全3巻)」の一部(約30分)が上映されました。 その後、大浦氏自身によりそのDVDの背景の事情がお話しされます。戦後、福博村では勝ち負けの騒動はなかったものの、帰国することを考えて…

去る4月15日、本年度初めての「コロニア今昔物語」が開催されました。今回、お話しくださったのはサンパウロ新聞社編集局次長、松本浩次さんでした。 松本さんは15年以上に及ぶ記者活動のかたわら、コロニアの様々な方の表情を撮り続けてこられ、その幾らかを楽しいお話を交えながら紹介してくださいました。松本さんの写真からは、コロニアを生き抜いてきた人々にしか見られない、と言っても過言ではない味わい深い面持ちを…
大浦文雄氏講演「福博村75年の歩み-DVDの周辺-」 今月の研究例会は、先般、75周年の歩みをDVDに収録したスザノ福博村の永代村長、大浦文雄氏をお招きして開催いたします。 奥地の弓場農場と並び、近郊の異色ある文化村の指導者として、福博村と苦楽を共にしてきた氏ならではの貴重なお話が期待されますので、どうぞお誘い合わせの上、ご来聴下さい。 「福博村75年の歩み-DVDの周辺-」 講師:大浦文雄氏 日…
本年度初の「今昔物語」は、サンパウロ新聞記者松本浩治氏をお招きして開催いたします。 松本記者は各地を取材する中、日系人の肖像を克明にカメラに収めておられます。松本氏の写真からは移民の歴史や生活を刻む実に味わい深い表情が見られます。ブラジルの大地に根を下ろした者のみが持つ充足感とでもいえるものでしょう。 当日は、会場の大型スクリーンに選り抜きの肖像写真を映しながら、それらの写真から垣間見たコロニアを…
本年度から当研究所は国際交流基金の文化事業に随時協力することになり、その第一回として、元サンパウロ大学教授脇坂ジェニー先生の万葉集についての講演を共催支援いたします。 脇坂先生は去る2008年、「第一回NARA万葉世界賞」を受賞されたブラジルにおける万葉研究の第一人者。既に当研究所の研究例会としても研究の成果を披露していただいています。 『第三回研究例会 脇坂ジェニー氏講演 開催報告』 また、是非…
深沢正雪氏 ニッケイ新聞社編集長講演「これからの日系社会」 本年度初の研究例会は、ニッケイ新聞社編集長深沢正雪氏をお迎えして開催いたします。 今回の演題は「これからの日系社会」というものです。 移民百周年の行事を終え、一世移民中心の日系社会の解体が更に加速していくなか、その現状を踏まえて近未来の日系社会を予測し問題点を整理することは、きわめて今日的な課題と言えます。皆様がお誘い合せの上ご来聴下さる…