新刊紹介:“Sob o Signo do Sol Levante”(ポ語:日の出の象徴の下で)
terça-feira, 15 de maio de 2012
当研究所本山省三理事長(サンパウロ大学教授)執筆の“Sob o Signo do Sol Levante”(ポ語:日の出の象徴の下で)が先月刊行されました。発行責任者はブラジル日本移民百周年記念協会と伯日文化社会統合協会。
この本はブラジル日本人移民史の開始前後から1941年までの期間を扱っています。移民が始まる以前の日本、ブラジルそして世界の情勢から、どのような経緯で日本人の移民たちがブラジルに辿り着いたのかを分析し、また、その後の動向を追跡して行きます。
今までも移民の歴史を綴った本がいろいろと出版されてきましたが、この本は日本人移民史をブラジル及び世界の大きな政治・社会・経済変動の一部と捉えて紹介する点でユニークなものと言えるでしょう。