2012年度「若手研究員育成のための奨学制度」 ―実施要綱―
quinta-feira, 14 de junho de 2012
2012年6月 サンパウロ人文科学研究所
1.目的 人文研の目的である「ブラジル日本移民及び日系社会研究」と、新たに「日本とブラジル交流研究」、そして「日本史研究」に従事する若手の研究員育成を目指し、その学習基盤の一助となるための奨学制度を設置する
2.人員 4名
3.資格 現在大学学部2年以上の在学生で、基本的にはポルトガル語が優先されるが、研究の分野によっては日本語の知識も要求される
4.選考 ①履歴書 ②計画書 ③面接 によって実施する
5.研究テーマ 1.の目的に沿ったものであれば自由
6.奨学金 月額1最低給与相当額(返還の必要はない)
貸与期限は1ヵ年、但し延長は可能
7.募集 人文研ウエブサイト並びに新聞を通じて行う
8.申込み期限 6月14日より7月20日まで
9.選考期日 7月中に実施する
10.条件
- 奨学生は週に最低10時間人文研に出頭し、自己の研究について指導教官の指導・助言・示唆を受けるものとする
但し、教官の許可により、野外調査を行うことも可能
注) 指導教官は下記の通り
本山省三 (理事長) USP教授(歴史学)
菊地保夫(副理事長) 社会学博士 - 年に二回研究の報告書を提出する
- ゼミやシンポジュウムに出席する
- 複数の奨学金を貰ってはならない
- 3ヶ月に一度経過報告書を提出する
- 指導教官が奨学生として不適格と認めた場合は、奨学金の支給が停止される