研究例会のお知らせ:『日系人定義の変容とnikkeiアイデンティティ』
sexta-feira, 17 de agosto de 2012

時代とともに「日系人」の定義は変化して来ました。外務省の認識も移民当初から大きく変化しています。もはや血筋や戸籍などでは定義しきれなくなった現在、日系人をどうくくるべきか、日本やブラジルよりもアメリカで議論の対象になっているこのテーマ、「文化・価値を共有する人たち」という傾向で語られつつある日系の現在の姿を、日系移民研究の先端から語っていただきます。


研究例会
「日系人定義の変容とnikkeiアイデンティティ」

講師 小嶋茂(こじましげる)氏

日時 2012年8月27日(月)午後6時半より

場所 ブラジル日本文化福祉協会   1階 大会議室(14号室)


小嶋茂氏プロフィール
早稲田大学移民・エスニック文化研究所招聘研究員。新潟県三条市出身。上智大学在学中にブラジル留学、パラナ連邦大学大学院歴史社会史修士課程修了。ブラジル全土をバス旅行し、クリチバ市で移民研究に目覚める。約10年間の滞在を経て帰国。ブラジル、アメリカ、カナダなどの多文化社会における日本人移民の歴史、日系人のアイデンティティや日系コミュニティの変容に関心を持つ。研究の主要テーマは、マツリ、エスニックタウン、食、翻訳など。

今回8月30日からクリチバで行われるブラジル日本学国際会議に参加するために訪伯。
北米やベルギーなどの学者も参加。
ブラジルにおける日系人についてのシンポジウムが行われる。


サンパウロ人文科学研究所 Centro de Estudos Nipo-Brasileiros