「今昔物語」第二回津野豪臣氏によるお話し開催報告
quinta-feira, 01 de outubro de 2009

去る8月28日、「コロニア今昔物語」の第二回として津野豪臣氏による『私と手品』というお話がありました。

津野氏は日本に留学中、日本での奇術への関心を肌で感じられ、ブラジルへ帰国後も腕を磨き続けられました。本業のかたわら、趣味として続けられた奇術が色々役に立つこともあったそうです。

実際には、ブラジルの日系社会において奇術を趣味とする人はほとんどなく、「不毛の地」と感じておられたようですが、やはり医師の山本ファビオ氏から祖父の山本喜誉司氏(文協初代会長)がやはり奇術を趣味とされていたことを知り、家族が遺品として保管しておられた奇術道具を引き受けることになった、と語られました。

最後に手品の腕を披露され、会場を沸かされました。


サンパウロ人文科学研究所 Centro de Estudos Nipo-Brasileiros