「アンドウ・ゼンパチ展」移民史料館で開催
quinta-feira, 09 de dezembro de 2010

言論活動を通して邦人社会の文化的発展に尽力した“コロニアの啓蒙家” アンドウ・ゼンパチ(本名・安藤潔)の生誕110年を記念しての展覧会が、ブラジル日本移民史料館で、1月28日まで開催されている。アンドウ・ゼンパチの生涯を写真付きで説明したパネルや、著書『ブラジル史』(岩波書店)の本人直筆の原稿展示のほか、アンドウ氏の子孫たちが思い出を語る証言映像が上映されている。

展覧会の開会と同時に配布された小冊子『アンドウ・ゼンパチ』は、人文研理事の古杉征己氏が資料集めから執筆まで1年間をかけて編んだもので、同展のベースとなった。(冊子を入手希望の方はブラジル日本移民史料館事務局まで 電話:11-3209-5465)

なお11月25日に行われた開会式には、アンドウ氏の子孫をはじめ、同展開催に協力した文協、史料館、人文研関係者ら約100人が出席した。




お孫さんに当たる安藤ヨシヤス・プリニオ氏(34、3世)とそのご家族


当研究所顧問 脇坂勝則氏


当研究所顧問 宮尾 進氏


サンパウロ人文科学研究所 Centro de Estudos Nipo-Brasileiros