「コロニア今昔物語」開催のお知らせ:『ブラジル日本移民史料館の現状と展望』
quarta-feira, 02 de dezembro de 2015
移民史料館は、近年資料収蔵庫の新設、身障者用のエレベータ設置などの懸案を解決し、また現在は日本移民100年の歴史を伝えるアーカイブ・プロジェクトとして資料のデジタル化に取り組んでいます。今回の今昔物語では運営副委員長を務めておられる山下リジア氏に、ブラジル社会において存在感のある史料館になるという将来像について語っていただきます。
皆様お誘い合わせの上でご来聴下さること期待しております。
コロニア今昔物語
『ブラジル日本移民史料館の現状と展望』
日時 2015年12月10日(木)午後6時半
話者 山下リジア玲子氏(ブラジル日本移民史料館運営副委員長)
場所 ブラジル日本文化福祉協会 5階 県連会議室
入場無料 予約必要なし
山下リジア玲子氏プロフィール
サンパウロ市出生、両親は東京都出身で1930年代に親に連れられてブラジルへ移民として来る。歯科医だった母方祖父はバストスに入植。宮大工だった父方祖父はモジアナ線のコーヒー園に入植したが、早くにサンパウロ市内へ出て、大工の仕事につく。サンパウロ大学建築・都市計画科1975年卒。大学3年生の時、都費留学生として、東京都立大学工学部建築学科に1年間留学。卒業後、オザスコ市都市計画課に勤務し、オザスコ市都市計画開発基幹プロジェクトに従事。その後、建築設計事務所でサンパウロ市中心部開発プロジェクトに参加、並びに住宅設計等を手がける。2005年から100周年記念事業の一環として「足跡プロジェクト」の移民船乗船者名簿のデジタル化を担当。2007年に史料館運営副委員長に任命され、今日に至る。